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社員から社長への質問
代表取締役社長 石田 直也
- 社長が考えるビップシステムズの魅力とは何でしょうか?また、目標とする経営者はどんな人ですか?
- 弊社の魅力は何と言っても社員に真面目な人が多いということです。新しい技術にチャレンジすることはもちろん、取り組んだ仕事は逃げずにやりきります。そういった意味で、会社の社是や経営理念が息づいているといえます。「職は人なり」です。システムというのは、「人」と逆のように見えますが、そうではありません。企業は、人の思いでつくられていくのです。人材を育成して、システムを作っていくということをしっかりやっていくことが大切です。
目標とする経営者というのは難しい質問ですが、一人は渋沢栄一です。「企業とはどうあるべきか」を考えるとき、大きな影響を受けています。また、身近なところで「信念がぶれない、決めたことは必ずやり通す」というところで、父です。社是の「『信、恕、敬』の心をもって接することができれば、人も企業も必ず成長する」について私もこれを非常に重要な理念と思ってやっております。 - 経営をするにあたって大切にしていることや信念をお教えください。
- お客様の視点で、「見て、聞いて、感ずること」が大切です。お客様に寄り添って、常にお客様の視点から問題を解決していくというのは仕事の基本だと思います。私自身が最近肝に銘じていることは、「会社があって人があるのではなく、人があって会社がある」ということです。
その為にも、その日その日にお会いする相手の置かれている状況や気持ちを汲んで話すということに気をつけています。同じことを言っても相手の状況により受け取り方は変わってくるものです。なので、一つ一つの言葉に気をつけながら話しています。それと、会社経営でも日常でも、ゴールをどこに想定して話しているのかということをはっきりさせておく必要があります。
また、企業というのは社会の中での存在意義を問われています。例えば日本の場合、少子高齢化に伴う労働者人口の減少、老々介護や、自然災害への備えなど様々な課題があります。情報技術の力を使って、いかにそういった課題の解決に貢献できるかということを考えて実行していくことが大切だと思っています。 - 日進月歩の業界の中で、老舗の一つである御社が伝統を守りつつ、どうやって生き抜いて会社を成長させていくかということが大切だと思います。これからのビップシステムズをどのようにしていきたいか、目標があれば教えてください。
- 人が財産です。メーカーのように設備投資が必要な企業ではなく、どのような人がいるのかということが非常に重要です。よって、人材育成が非常に重要になると思っています。どうしたら多種多様な人たちと一緒に働くことができるのかということを常に考えています。もう一つは色々な場にチャレンジできる環境を作っていくことです。
- ベトナムに一つ拠点がありますが、海外展開についてはどうお考えになっていますか?
- 中長期的には、人口の減少に伴い日本国内市場の縮小が考えられます。一つのチャレンジとして、これまでのノウハウや知見を活かしながら、現地のスタッフと協力し、海外での事業も更に展開していきたいと考えています。
- 社員に求めることや期待することをお教えください。
- とにかく志を高く持ってほしい。この一点ですね。もちろんうまくいくことも失敗することもあると思いますが、ぜひ志を高く持ってください。そして、自分が生きている社会に興味をもってほしいと思います。
- どういう人材を求めていますか?
- 必要条件からいうと、弊社の場合やはり技術が好きな人です。次々に起こる新しいことに常に興味を持っていける人ですね。 また、チームでやる仕事ですので、コミュニケーション能力も重要です。例えば海外の人と一緒に働くという状況になった時には、相手と自分が今までに培ってきた文化的背景が違うので、どうやったら相手にうまく伝わるかということを常に考えていないといけません。そういう意味でのコミュニケーション能力がこれからは重要だと思います。
- 趣味は何でしょうか?また、休日は何をされていますか?
- 私はウインドサーフィンが趣味で、時間がある時は海で楽しんでいます。経営には最終的に体力が重要であるということで、2年程前から体調管理も含めてやっています。
- 社会人になりたての新人時代のエピソードを教えてください。
- アメリカの大学で経営学を専攻していました。2006年5月に大学が終わり、帰国して7月に入社しました。
その頃、ベトナムがWTOに加盟する事もあって、現地に会社を作ることになり、私が行きました。入社1、2年目は日本に半分、ベトナムに半分ぐらいの生活を送りました。無事、会社を設立したのですが、その直後にリーマンショックが起きて、非常に大変でした。ベトナムはとても活力のある国で、前向きな人が多く、今日よりも明日が良くなるという雰囲気が常にあります。私も彼らのように前向きでなければいけないなと学びました。また、企業や組織も、夢がないといけないと改めて考えさせられました。そういう意味で、海外赴任は非常に勉強になりました。
もう一つ思い出があります。私が入社したとき直属の上司は70歳ぐらいの方でした。ベトナムに行く前、その方と新卒採用の業務で東北へ行くことがありました。帰りに時間があったので、小岩井農場のソフトクリームをスーツ姿の2人で食べて帰ったことが、なぜか印象に残っています。(笑)
弊社を志望される方へのメッセージ
当社は諸先輩方の努力によって、今非常に多くのよいお客様に恵まれ、40年以上の社歴を重ねることができました。お客様の基幹システムや、24時間365日止められない社会の基盤となるサービス、システムから、最近のAIやIoT、クラウドセキュリティ、ロボットなどまで幅広い分野を扱っています。
だからこそ、やる気があって、実力がきちんと身につけば、最新のプロジェクトに参加できるチャンスが沢山あると思います。ぜひ、なにか縁があって一人でも二人でも弊社で一緒に働いてくれる人がいればうれしいなと思っています。
代表取締役社長 石田 直也
(記事内容は2018年9月現在のものです)